重量鉄骨(S工法・S造)
柱や梁などの主要な構造部に断面がHの字になっている重量鉄骨「H型鋼」を使用し、これをボルトで強固に接合していく工法です。強度が高く、大きな開口や大空間を作るのに向いているため、マンションやビルなどの高層建築によく用いられます。反面、建物自体の重さが地盤に大きな負荷となるため、地盤の安全性を確保する上で工事コストが割高になります。
メリット
- 大開口や大空間を設計することも容易である
- 自由なプランニングが実現可能
デメリット
- コスト負担が大きくなる
- 結露などの可能性も含め、居住面での快適さを高めづらい