利回りについて

1.はじめに

不動産投資を始められる方にとって「利回り」というワードはよく耳にすることが多いかと思います。今回は、不動産投資において利回りを上げるには何が重要であるか、ポイントを含めた用語の説明をしたいと思います。

2.用語説明

利回りとは「投資した金額に対して一年あたりに得られる利益を平均した割合」です。
不動産投資における利回りとは
一年間で得られる家賃収入÷投資額(建築費・土地代etc.)×100
で求めることができます。

例えば一年間で得られる家賃収入が1000万円、建築費が1億円である場合は
(10,000,000÷100,000,000)×100=10
10%の利回りとなります。
10%の利回りであれば10年間、5%の利回りであれば20年で投資金額を上回り、利益を得ることができます。
※満室の場合の想定となります。

3.利回りを上げるためには

利回りを上げるためには以下のポイントが大事です。

①立地がいい場所を選ぶ
不動産広告はほとんどの場合満室想定での利回りのため、空室がある場合は実際の利回りは低くなってしまいます。駅から近い場所を選ぶことで、空室のリスクを低くすることができます。
また、大学や大きな企業がある地域は郊外であっても賃貸の需要が見込めるため、空室リスクが低減すると考えられます。
しかし、賃貸需要を1つの大学や1つの企業に依存する場合はその大学や企業の業績により左右される可能性があるため、注意が必要です。

②土地の購入費用を抑える
土地の購入費用を抑えるために購入予定の土地の相場を調査し、極端に高い場合や低い場合がないかを確認する必要があります。相場から極端に低い場合、再建築不可物件であったり、高低差がある物件であったりと何らかの理由がある場合が多いため、しっかり検討してから購入するようにしましょう。

③建築費を抑える
建築費は施工会社によってばらつきがあります。安ければ安いほど利回りは上がりますが、極端に安いものには注意が必要です。総工事金額のみで安い施工会社を選定した結果、実際は様々な箇所が抜けていて、追加工事として別途料金を請求されてしまうケースもあるため、見積書をもらう際は設計費や外構工事が別途になっていないかを調べることも重要なポイントです。

4.まとめ

弊社では設計から施工まで一気通貫で行うことにより、コストダウンを実現しております。土地購入を検討中の場合や相続等ですでに土地をお持ちの場合、ぜひお見積りにて金額をご確認ください。
建築相談フォームにてご相談お待ちしております。

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