いつのまにか急激に進んでいる政府のDX

IT後進国日本という言葉をご存じでしょうか。この言葉は近い将来、政府においては使われなくなるかもしれません。

行政といえば、アナログの代名詞だったと思います。もちろん、それがいまも変わらないところも多いかもしれないです。しかし、いまは、政府のDXが急激に進んでいるのです。今回は、政府のDX事例と、それが建設業や不動産業にどのように関わってくるのか、ご紹介いたします。

政府のDXといえば、マイナンバーポータルや住基ネットが有名だと思います。しかし、それ以外にも様々な挑戦的な事例がありますのでご期待ください。

1.ソーシャルメディアの活用

政府のDXの一つとして、ソーシャルメディアの活用があります。例えば、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用して、政府の情報を発信しています。また、YouTubeを活用して、政府の情報を発信しています。

ユーザーエンゲージメントならぬ、国民エンゲージメントを高める施策に力を入れていると言っても過言ではないでしょう。国民に寄り添う努力をしている政府の姿勢が見えてきます。もちろん、まだまだ課題は多いと思いますが、これからも期待していきたいです。

2.進むデジタル化

政府のDXの一つとして、オープンデータの活用があります。様々なデータがオープンデータ化されており、さらにそれを活用したシステムの公開も進んでいます。建設業や不動産業において活用できるものをご紹介いたします。

※オープンデータとは
簡潔に言うと、誰でも自由にアクセスし、利用し、共有することができるデータのことです。

国勢調査や年収、睡眠時間など、幅広いデータを公開しています。マーケティングや経営戦略の立案に活用でき、自社の事業に活かすことが出来ます。

地形、土地利用、公共施設などの国土に関する基礎的な情報をGISデータとして整備して、無償で提供しています。

国土数値情報をブラウザ上で簡単に閲覧できるシステムです。地図から視覚的に見ることができ、用途地域や地価公示などを確認することができます。

国土交通省が提供する、3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化プロジェクトのサイトです。誰でも自由に都市データを閲覧し、引き出すことが出来ます。

オープンデータとは関係ない上に、発展途上ではありますが、国土交通省が試行中のBIM/CIMのポータルサイトです。BIM/CIMに関する情報をまとめています。

裁判所が公開しており、様々な裁判例を検索することができます。法令は、それ単体で運用されているわけではなく、裁判例によって解釈されています。そのため、法令だけではなく、裁判例も確認することが重要です。

上記のコンテンツだけではなく、政府が推進するDX事例はまだあります。

このように、政府のDXは急激に進んでいます。これからも、様々な施策が発表されると思います。建設業や不動産業においても、これらの施策を活用することで、業務の効率化や新たなビジネスモデルの構築が可能になることは間違いありません。

3.まとめ

IT後進国日本の名を脱却するべく、政府のDXは急激に進んでいます。様々なものがデジタル化されており、オープンデータとして公開されています。これらのデータを活用することで、政府主導で新たなシステムの公開も進んでいます。

建設業や不動産業においても、これらの施策を活用することで、業務の効率化や新たなビジネスモデルの構築が可能になることは間違いありません。それは、建設業や不動産業の業務に関する観点だけではなく、従来は複雑で素人では理解や活用が困難であった法令の観点からも進んでいくことでしょう。

スカイフィールドコーポーレーションでは、DXが遅れている建設業において、積極的にDXへの取り組みを行っております。また、急速に進む社会に対応するべく、様々な施策を進めております。2023年6月にはベトナム国立フエ科学大学と提携して、労働人口減少対策として2024年問題、2025年問題に対応するべく、インターンシッププログラムを開始しました。

9期は、さらなる飛躍の年とするべく、DXを推進していきます。その結果については、SNSやオウンドメディアを通じて、随時ご報告していきますのでご期待ください。

スカイフィールドコーポレーションについて

当社は、池袋を拠点に一都三県で投資向け集合住宅のRC造建築を中心に活動しております。

投資向け集合住宅の建築ご相談も随時承っており、建物を建てることが初めての方にも手厚くサポートしていますので、お電話や建築相談フォームにて、お気軽にご相談ください。

当社の専門スタッフがお客様の要望に合わせた最適なソリューションをご提案いたします。

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